人に感謝を伝える理由

うちの相方がウツっぽくなったときの自己対処方法。

それは、「周囲にたくさん感謝の言葉を伝える」ことだそうです。
本当は色々愚痴や何かたまっていたとしても、それをあえてぶちまけず、逆に日頃感謝していることを見つけてとにかく「ありがとうございます」と伝えると。
そうしていくうちに、段々気持ちが立て直ってくると。

という事をずいぶん以前に言われ、へえ〜っと思っていたのですが、

つい最近ある脳科学者さんが書いた記事に、

「たくさん人をほめましょう、たくさん人にありがとうを言いましょう。
実は、脳は、その言葉が他人のことを指して言っているのか、自分のことを指して言っているのか
判断できないのです

だから、他人をほめること=自分がほめられたとことと脳は認識し、うれしい気持ちが盛り上がってくる。
逆に、人の悪口を言ったり、不満を言ったりけなしたりすることは自分が言われたと同じ認識になるので気持ちが下がるのです。」

というような事が書いてあり、おお、あの行動は脳科学的に正解だったのか!とびっくりしました。本人としては、自然に身につけた処世術でしょうけど。

要するに、自分の気持ちが下がっている時には敢えて良いところを見つけて人を誉めて、感謝を伝える。
もし不満を言いたかったりするときには、自分の気持ちが疲れていない時にする。

ということですかね?

そして思うのですが、
やっぱり、人は誉められたり、ありがとうと言われるとうれしい。
*1だから、凹んでいる時に他人に「ありがとう」と言うと、その人はきっと優しくしてくれる。
うれしい気持ちで自分に応対してくれる。
そうすると自分の凹みも癒される。
陽で応対すると陽で返ってくるから、自分のダメージも回復する。
陰だからって、陰で応対すると人からも陰が返ってくるから事態は更に陰に。

という事もあるのではと。

こんな事を最近考えています。

この法則を軸にするできごとがいろいろあったのですがそれはまたおいおい。

*1:書いてあっと思ったけど、これはあくまで付加効果と考えるべき。相手の反応なんてそんな早々に思い通りに返ってくるものではないので、それを待ち望んでしまうことは結果的にもっと陰に陥ると思う。